クラウン治療の流れについて

2024/01/18

むし歯になった歯を治療して、被せもの(冠、クラウン)を入れていくまでには、いくつかの治療段階があります。今回は被せものが出来上がるまでの流れの一例をご説明いたします。
ホワイトニングやインプラント、マウスピース矯正、MTM(部分矯正)などを組み合させる場合は流れが若干異なります。最終的なは歯周病が安定して状態になってから、装着するため、約3カ月~1年程度の期間を要します。

1,来院初日には、応急処置と診査、初期診断を行います。その後追加で検査を行い治療計画を立案します。
 診査には問診、触診、視診、模型検査、パノラマレントゲン撮影、咬翼法、デンタルエックス線、口腔内写真、歯周ポケット検査、歯髄診断、咬合検査など多岐にわたります。
 その診査結果をもとに診断を行い、その診断に基づき治療計画を立案します。
2,計画に沿って(症状や、状況の変化により治療計画は変更する場合があります)
 むし歯や、根の治療、歯周病の処置を進めていきます。また、使用する材料や材質についても、進捗状況に応じてカウンセリングを行います。
3,土台(支柱)部分を直接もしくは型取りをして作り上げていきます。
4,この段階で仮の歯や、保護カバーを付けることがあります。
5,仮歯を調整して、咬み合わせなどの順応を見ます。
6,被せもの材料に適した形に支台を整えます。
7,歯ぐきを糸で圧排して型取りをします。
8,ワックス、シリコンで咬み合わせの記録を取ります。
9,技工士に指示を出し、技工物の制作を始まります。
10,上がった技工物を調整して支台の歯に装着します。
11,数日から1週間後に咬み合わせの微調整と修正を行います。
12,被せものが長持ちするように、数カ月ごとの定期的な管理を行っていきます。

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